スペシャリティコーヒーの中でもシンデレラ的な存在と言えばゲイシャ種を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
アラビカ種の一つであるゲイシャ種がエチオピアで発見されたのは1931年、ゲイシャ種はそこからコスタリカ、パナマへと渡りました。
エチオピアのゲシャという地域に自生していたといい、病気に弱い上に背が高く収穫量も少ないため、生産効率の悪い品種とされてあまり生産されてきませんでした。
当初は、コーヒーノキの病気であるサビ病に強い原種を探している中で発見されたのがこのゲイシャ種。
パナマでも当時は少量しか生産されていなかったようです。
ところが、国際オークションにおいて、エスメラルダ農園が出品した史上最高値で落札され、一夜にして世界的な珈琲へとなり、4年連続で1位を獲得しました。
モカのような香りと柑橘やアールグレイのような香りも持っており、圧倒的な個性があります。
何年か前に大手カフェのスターバックスが一杯2,000円で販売したことでも話題になりました(笑)
人気があり、病気に弱く、通常の品種に比べて収穫できる豆の量も半分程度と少ない為、生産効率が悪いという値段が跳ね上がる要因が満載です。
希少性が高いので、見かけたら是非飲んでみてください!
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